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校庭で歌の最中、21℃で熱中症?!熱中症は交感神経の問題

 フジTV小倉の特ダネというニュース番組で、ある学校で、校庭で歌を歌い始めたところ、多くの生徒が熱中症で具合が悪くなったという事実を取り上げていました。
注目は、その時の気温が約21℃という、普通ならむしろ快適な温度といえる程度のものだったということです。
その解説として、前の日が16度と低かったのでその温度差が大きかったので身体がついていけなかったのだろう、という専門家の意見を紹介していました。

 前々から私は、熱中症は交感神経の問題だと、主張してきましたが、その解説は、内容は交感神経の働きそのものであるにもかかわらず、交感神経という言葉は一言もありませんでした。
暑さ寒さから命を守ってくれているのは交感神経なのですが、そのありがたみを自覚している人が少ないことは、とても残念なことです。

 この冒頭の記事の『21℃で熱中症』は、日本の子供たちの交感神経がとてもやわに創られてしまっていることを示しています。
ある別のTVの番組で世界の珍し風習として、ロシアで若いお母さんが乳幼児を抱きかかえて冬の氷の張った冷たい水の中に頭か全部すっぽりと入るということが、当たり前の行事として行われていることが紹介されておりました。
これをすると寒さに強い丈夫な子になるということが知られているからだそうです。

 これはどういう意味があるかと言いますと、、小さいころから交感神経をしっかりと鍛えるということです。
極寒の地であるロシアではこれが切実で必須なものだったのでしょう。
日本も一昔前は、子供は風の子と言って冬でも短パンで過ごさせたり、乾布摩擦をして交感神経を鍛えていました。
ところが、現在はそういう風習がすたれ、過保護に除菌・清潔ということがあちこちで言われて、多くの若者がつり革を握れなくなっているようです。

 じつは、この小さいころから交感神経をやわに育てる風潮が、食物アレルギーの増加と大いにかかわっているのです。
交感神経のはたらきは、外界との境界線で、外界から悪いものが身体の中に入ってこないように守るというとても大事な仕事をしています。
ですから、皮膚は勿論のこと、腸の粘膜も交感神経が司っているのです。
この交感神経が弱いとそれほど悪いものではないのに、怖がって過剰に反応してしまうことになります。
これがアレルギー反応です。

 食物アレルギーのお子さんの多くは、小麦など普通の食材に反応してしまうということがありますが、これはどうしてなのでしょうか?
それは、はじめてその食材に対してアレルギーを起こした時の交感神経の状態に深くかかわると思います。
何らかの原因でとても悪いときに、たまたま偶然その食材が庁に入ってきて、弱って過敏になっている交感神経がそれに反応してしまったということが起きると、その経験が学習され技化されて、普通の時でも同じようなアレルギー反応を起こしてしまうようになるわけです。
食物アレルギーに何でもない普通の食材が多いのはそういう食材と遭遇する機会が多いからといえます。

 問題は、交感神経というのは感情と交わりその影響を受けるとてもデリケートな神経だということです。
ですから、お母さんの感情が小さな子のココロに大きな影響を及ぼして、それがそのこの交感神経を過敏な状態にしてしまって、たまたまそんなときに入ってきた食材に反応してしまうと、食物アレルギーが創られてしまうということが起きうるのです。

 しかし、そんなことは自覚されませんから、『なんでこの子がアレルギー状態かわからない』ということになるのです。
ですから、赤ちゃんと接するときは、赤ちゃんのココロが整えられるようなお母さんのココロを創って接することがとても大事だということです。
不用意に生の感情をぶつけてしまうと、こういうことが起きることがある、ということを自覚しておく必要があると思います。

 しかし、その前にロシアの風習のように、お子さんの交感神経を小さいころから鍛えておくことが何よりも重要であることは言うまでもないことです。

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